京都サンガFCの2023年シーズンの情報と個人的な考察について

2023シーズンのメンバーが確定した京都サンガFCについて、チームの情報、試合日程、個人的な考察や予想フォーメーションなどをまとめています。
※2023年3月3日時点の情報での記載となります。
※敬称略で記載している箇所がありますのでご了承ください。

◆2023シーズンと2022シーズンの比較について

2022シーズンから比較すると前線の選手が多く入れ替わっており得点力の高いパトリック選手や、2019年の京都在籍時にチーム得点王を取った一美選手など得点力不足の解消をねらった補強が多いと感じます。
また、ほかのポジションについても平戸選手、木下選手、三竿選手といった他チームの主力級選手を獲得しており、要所要所にテコ入れされているように感じます。
全体の人数については去年はコロナ渦の加味していた影響なのか、かなり多かった印象ですが、今シーズンは適切な人数になっている感じがします。
※2月1日追記
飯田選手とイスマイラ選手が契約更新されて人数的には前シーズンに近づきました。この更新メンバー追加で今シーズンどのように戦っていくのか気になるところです。

◆監督について

曺 貴裁(チョウ キジェ)監督が更新されました。
2020年シーズンから3年目です。

◆トップチーム選手について

2023シーズンの更新選手です。
未発表選手がいますが、こちらには含んでいません。
新たにGM(グランドマネージャー)という役職が増えていますが、どんな役割なのかはまだ不明です。


※凡例 [番号]:選手名 [新加入などの各情報]
※[]について
[変]:番号変更ありの選手
[復]:期限付き移籍から復帰選手
[新]:新加入選手(特別指定選手、期限付き移籍からの加入含む)
[期]:期限付き移籍選手
[昇]:ユースからの昇格選手
[特]:Jリーグ特別指定選手
[キ]:キャプテン
[副]:副キャプテン
[ジ]:ジェネレーター
[グ]:GM(グランドマネージャー) ※2023シーズンからの新役職です。

・FW
[ 9]:パトリック [新]
[11]:山﨑 凌吾 [副]
[13]:宮吉 拓実 
[15]:木村 勇大 [新]
[17]:木下 康介 [新]
[22]:一美 和成 [新]
[23]:豊川 雄太
[28]:平賀 大空 [昇]
[47]:パウリーニョ
[99]:イスマイラ

・MF
[ 7]:川﨑 颯太 [キ][変]
[ 8]:荒木 大吾
[10]:福岡 慎平 [副]
[16]:武田 将平 [グ]
[18]:松田 天馬 [グ]
[19]:金子 大毅 [新]
[25]:谷内田 哲平 [復]
[27]:山田 楓喜
[33]:三沢 直人
[39]:平戸 太貴 [新]
[41]:アラン カリウス
[44]:佐藤 響 [新]
[49]:中野 瑠馬 [特]

・DF
[ 2]:飯田 貴敬 
[ 3]:麻田 将吾 
[ 4]:井上 黎生人 [グ][変]
[ 5]:アピアタウィア 久
[ 6]:三竿 雄斗 [新]
[14]:白井 康介 [ジ]
[20]:福田 心之助 [新]
[24]:イヨハ 理 ヘンリー [期]
[29]:植田 悠太 [昇]

・GK
[ 1]:若原 智哉 
[21]:ヴァルネル ハーン [新]
[26]:太田 岳志
[32]:マイケル ウッド

・期限付き移籍
田中 和樹(ジェフユナイテッド千葉)

・全体人数
FW:10人 (2022シーズンは11人) 
MF:13人 (2022シーズンは13人)
DF:9人 (2022シーズンは10人)
GK:4人 (2022シーズンは4人)
合計:35人 (2022シーズンは38人)

◆フォーメーションとメンバーの考察について

課題として挙げられていた得点力不足の話と新加入選手にパトリック選手、一美選手、木下選手などセンターフォワード向きと思われる選手が多いことからツートップを採用する可能性がありそうに感じます。
また、サンガの攻撃の厚みの特徴の1つとしてサイドバックからの前線への押し上げがありましたが、J1ではなかなか押し込み切れない状況もあったように感じることから、いままでの4-3-3よりは試合の後半で多用されていた3-4-2-1が主体に採用される可能性もありそうに感じます。

以下3パターンを上げてみました。

・4-3-3

このフォーメーションの場合はここ最近のサンガスタイルの特徴であるハイプレスの戦い方がポイントになると思います。
前線については、センターフォワードに得点力の高いパトリック選手、左ウイングは突破力がある木村選手が入り、ハイプレスの強度を保つようために右ウイングには攻守で強度が高いを豊川選手が有力になると思います。
中盤については、得点やアシストができる平戸選手を新たに加えて、運動量が高くパスワークができる武田選手、守備から攻撃の起点になれる川﨑選手が有力になるかなと思います。
守備については、2022シーズンでも安定していたセンターバックコンビの麻田選手、井上選手が主体になり、左サイドバックも圧倒的走力を誇る白井選手が有力な可能性が高く、右サイドバックは実績面から三竿選手が有力になるかなと思います。
キーパーは上福元選手の退団により難しいところですが、ハーン選手の実績からコンディション調整がうまくできればスタメン有力候補になると感じます。

・3-4-2-1

このフォーメーションの場合は2022シーズンの状況からプレスをかけるポイントが自陣寄りになるため、カウンター寄りの戦い方になると思います。
前線については、2022シーズンのこのフォーメーションの場合はカウンターの流れが多かった印象があるため、
センターフォワードはボールキープでカウンターの起点になれる山崎選手が有力でセカンドトップは4-3-3と同様のイメージで木村選手、豊川選手が有力と思いますが、このあたりは天皇杯で素早いカウンターの連動を見せたパウリーニョ選手や宮吉選手などの組み合わせも有効と思います。
中盤については、川﨑選手と平戸選手で守備と攻撃の起点を作り、ウイングバックでは白井選手と残りのメンバーで強度が高い佐藤選手が有力ではないかと思います。
守備については、麻田選手と井上選手にスリーバックは左に入っていたメンデス選手や本多選手が退団や未更新となったため、三竿選手が有力と思います。
キーパーについては、4-3-3と同様です。

・4-4-2

このフォーメーションは過去にないパターンと思いますが、今回の補強でフォワードが多かったので予想しています。
このフォーメーションの場合は中央に選手を集めたパワープレー寄りのスタイルになるかなと思います。
前線については、得点力の高いパトリック選手、一美選手が有力と思いますが、木下選手や木村選手の組み合わせも有力と思います。
中盤については、平戸選手、武田選手をオフェンシブなポジションでパスワークや連動性を重視し、川﨑選手と金子選手で強度を保つ形が有力と思います。
守備については、3-4-2-1と同様にセンターのコンビは麻田選手、井上選手で両サイドは白井選手、佐藤選手の強度があるコンビが有力ではないかと思います。
キーパーについては、4-3-3と同様です。

◆試合日程について

現時点では以下の状態です。

上記とは別に2023年2月4日(土)にサンガクルー限定で公開試合が実施されるようなので、沖縄キャンプの成果が見れるので楽しみです。
ホームとアウェイの開幕戦の開催日と対戦相手のみ公表されており、今シーズンは2月18日が最速の開催になるようです。
1月20日(金)の17:00に前半戦が公表される予定になっています。(予定のため日時が変わる可能性もあるようです。)
※2月1日追記
公表されました。開幕戦と最終戦がホームなのはありがたい日程です。ホーム金曜日開催もなく、現地観戦しやすいように感じます。去年は王者の川崎戦やイニエスタ選手がいるヴィッセル神戸戦などで特に現地観戦者が多かったのですが、今年はセレッソ大阪に香川選手が復帰したようなので、そのあたりも人気試合になりそうです。

京都サンガFCの対戦相手は鹿島、名古屋と去年勝てなかった相手から始まるため、キャンプなどでどこまでチーム状態が仕上がるかが非常に重要になりそうです。

また、上記とは別に2023年2月4日(土)にサンガクルー限定で公開試合が実施されるようなので、沖縄キャンプの成果が見れるので楽しみです。

◆最後に

シーズン開幕前の個人的な主観での考察内容がどこまで当たるかも含め開幕戦が楽しみです。
去年はプレシーズンまで行ってハラハラしましたが、今年のスローガンのように超感動する試合を見て、自身もファン・サポーターとしてリブアップできればいいなと思います。

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