プロスポーツの試合での大番狂わせ、、
例えばサッカーであれば日本代表がブラジル代表に勝った時のような興奮、、そんな感情を表現している漫画
「ジャイアントキリング」
(GIANT KILLING)
講談社 モーニング連載 作画:ツジトモ、原案:綱本将也
サッカーでの「GIANT KILLING」とは、「弱小チーム」が「強豪チーム」に勝ったときなど、大番狂わせがあった時に使われる表現です。
本作は、プロサッカーリーグを土台として、「GIANT KILLING」をテーマに描かれていますが、単純に弱小チームが強豪チームに勝つといった部分が描かれるものではなく、プロサッカーチームのフロント、監督、選手、サポーターといった様々な人の視点から、「GIANT KILLING」の要素がちりばめられており、読んでいるとJリーグのチームを応援しているかのような興奮を感じることができる、非常にリアル感がある作品です。
特にサッカー好きで、最近は地元チームの試合をスタジアムで観てないな~って人なら本作を読んでいくと、なんかすごく地元愛が芽生えてすぐにでもホームゲームに応援に行きたくなります。(自分だけかもしれませんが、、、笑)
また、本作はサッカー漫画としては少し毛色が異なり、「監督」(達海猛)が主人公として登場します。
監督の視点から描かれていることで、他のサッカー漫画とは異なり、派手さがないのではと思いがちですが、まったくそんな気配もなく、プレーこそしませんが、本作の監督はある意味ヒーローであり、まったく裏方感がないキャラクターであり、それも魅力の要素となっています。
サッカー好きにはもちろん、サッカーに好き以外でもおすすめなのでぜひ一読してみてください。
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