2022年からアニメ化して人気絶頂のスパイファミリーについて、登場人物のアーニャの視点からのネタバレを少し含んだ各巻のあらすじポイントを個人的にまとめてみました。
◆主な登場人物
・ロイド・フォージャー
ウェスタリス(西の国)のスパイ。
コードネーム:黄昏(たそがれ)
表の職業は精神科医
ウェスタリスの組織WISE(ワイズ)より、オスタニアの危険人物のドノバン・デズモンドを探るため派遣される。
なにかと苦労人。
・アーニャ・フォージャー
人の心を読める超能力者。
とある組織の被検体として過ごしていたが脱走して孤児院に預けられていたところをロイドにより迎え入れられる。
ピーナッツが好き。
・ヨル・フォージャー
オスタニア(東の国)の暗殺組織の殺し屋。
コードネーム:いばら姫
表の職業は市役所の事務員。
普段はマイペースな事務員として過ごすが、店長からの依頼を受けると殺し屋として躍動する。
母強し。
・ボンド・フォージャー
未来予知の能力を持つ犬。
プロジェクトアップルの実験動物として扱われていた犬。
テロ組織8の爆弾犬として利用されそうなところをアーニャと出会い、
テロの阻止に貢献し、アーニャを救ったことからフォージャー家の飼い犬になる。
嫉妬しがち。
・ドノバン・デズモンド
ウェスタリスの国家統一党の総裁。
危険思想の持主として、WISEのオペレーション<梟>(ストリクス)のターゲットとなっている。
つかみどころがない。
・ダミアン・デズモンド
ドノバン・デズモンド家の次男。
アーニャと同級生になる。
優秀な兄にコンプレックスを持っており、父に認められたいと思っている。
照れ屋。
・ベッキー・ブラックベル
ブラックベル家の令嬢。
アーニャの最初の友達。
ロイドが大好き。
・ヘンリー・ヘンダーソン
イーデン校のセシル寮の寮長。
アーニャが入学後の担任となる。
エレガント。
◆1巻
「かっこいいうそつき」
※スパイファミリー第1巻より
コードネーム黄昏。男は「スパイ」であり、彼に与えられた任務は平和を脅かす危険人物である「ドノバン・デズモンド」への接触しその真意を探ること。
用心深いターゲットに接触する唯一の方法は子どもが通うイーデン校の懇親会であり、
それに参加するための仮初めの子どもを探すべく孤児院に向かった男が出会った少女は「超能力者」だった。
さらにはある裏稼業をこなす仮初めの母も加わり、お互いに明かすことができない秘密を抱えたファミリーが今動き出す。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆
アーニャピーナッツが好き:☆☆☆☆☆
◆2巻
「アーニャお前とほんとはなかよくしたいです」
※スパイファミリー第2巻より
無事学校に合格したアーニャ。任務達成のためにはアーニャが懇親会への参加資格となるインペリアルスカラー(皇帝の学徒)になることであるが、
そのためには好成績や社会貢献によりもらうことができるステラ(星)を8つもらうことが条件となる。
ステラの獲得が達成できない場合を見越したロイドはデズモンドの家の次男であるダミアン・デズモンドとアーニャを
同じクラスすることでナカヨシ作戦(子どもどうしが仲良くなって家族ぐるみの付き合いによる接触する作戦)を並行して計画するが、
ダミアンにひどい扱いを受けたアーニャは入学初日にダミアンを殴ってしまう。
果たしてアーニャはナカヨシ作戦を無事に遂行することができるだろうか?
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆
ナカヨシ作戦:☆☆☆☆☆
◆3巻
「アーニャおほしさまいっぱいとってちちのにんむのおてつだい!」
※スパイファミリー第3巻より
父の役に立ちたいアーニャはドッジボールの対抗戦で活躍するとステラがもらえるという話を聞き、母から特訓を受けて対抗戦に臨む。
だが、そこに立ちはだかったのは人民軍陸軍司令部少佐の息子「ビル・ワトキンス」くん(6)だった。
この壁を乗り越えてアーニャはステラの獲得することができるのか。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
星を掴む光の矢(すたーきゃっちアロー):☆☆☆☆☆
◆4巻
「おまえもうほーじゃーけのかぞく!」
※スパイファミリー第4巻より
ステラを獲得したご褒美として犬がほしいと懇願したアーニャ。
ロイドが手配した軍用犬は気に入らず、保護センターに犬をを見に行くことになったが、そこに通りすがった集団が連れた大きな犬の心の中に父と母と自分の光景を見る。
犬に見た光景が気になったアーニャはその集団のあとをこっそりあとをつけていくのだった。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
ぼんど:☆☆☆☆☆
◆5巻
「あーにゃもそれつくるのてつだう」
※スパイファミリー第5巻より
図工の授業でダミアンと同じ班になったアーニャはボンド(犬)をきっかけにしたナカヨシ作戦を決行すべく、ボンドの魅力を次男に伝えようとボンドを作成するができた作品はごみ扱いされてしまう。
いっぽうで父に認められたいダミアンは家紋のグリフォンを再現しようと奮闘する中、アーニャはダミアンの手伝いを申し出ることでナカヨシ作戦を決行するのであった。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
めすのぐりほん:☆☆☆☆☆
◆6巻
「アーニャあかてんのてすともどうどうとみせるようにしてる」
※スパイファミリー第6巻より
デズモンド家長男の懇親会の参加するドノバン・デズモンドに接触を試みようとするが警備が厳しく近つくことができない。
そんな中、ダミアンが父に会いたいと連絡したことから接触のチャンスを伺うロイドであったが、t会う直前になってダミアンは父と会うことをやめようとしていた。
接触のチャンスがなくなるかと思った矢先ダミアンの前にアーニャが現れて引き留めにかかるのであった。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆
ドノバン・デズモンド:☆☆☆☆☆
◆7巻
「アーニャとらんぷはじめて」
※スパイファミリー第7巻より
「知恵の甘味」食べたものは必ずインペリアルスカラーになれるといわれる幻のスイーツ。
それが食堂に出たとのうわさを聞き付けたアーニャはさっそくそのスイーツをゲットすべく、親友のベッキーと食堂に駆け付け食堂手前でダミアンとも競争となるが食堂のギリギリ手前で最後の1つをクラスメートに買われてしまう。
しかし、スイーツが5切れあったことからなんとか残りの4切れをもらうことに成功するし、みんなで分けて食べようとしたがその場にいたのはダミアンととりまき2人、アーニャと友人のベッキーの5人だった。
果たしてアーニャはスイーツをゲットすることができるだろうか。
・評価度
スパイ度:☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
「知恵の甘味」:☆☆☆☆☆
◆8巻
「さーかすのおねいさんかっこいい」
※スパイファミリー第8巻より
豪華客船のチケットをゲットしたアーニャは家族旅行に行くことになる。
いっぽう、ヨルは裏稼業の仕事が同じ船であることから別行動となりあとで落ち合うことを約束する。
アーニャとロイドが船を楽しむ中、ヨルの裏稼業がはじまってしまう。
ヨルの裏稼業がロイドにばれないようにするため、アーニャは裏工作に奔走する。
・評価度
楽しく愉快な父親度:☆
母の裏稼業:☆☆☆☆☆
くさりがまのばーなびー:☆☆☆
◆9巻
「アーニャがははをたすけてみせる!」
※スパイファミリー第9巻より
船に爆弾を仕掛けられたことに気づいたロイドは爆弾解除に奔走する。
いっぽうでヨルは敵がぞくぞくと現れて対抗するがピンチを迎えてしまう。
そこに駆け付けたアーニャは母のピンチを救うことができるのか。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
希望を届ける光の矢(らいじんぐホープ):☆☆☆☆☆
◆10巻
「なかよしだいせんそう」
※スパイファミリー第10巻より
ヨルは偶然にもドノバン・デズモンドの妻、メリンダ・デズモンドと交流を図ることになる。
それを聞いたロイドはアーニャのステラ獲得やナカヨシ作戦に続く、第3のプランとしてママ友作戦を計画する。
おはらいばこになることを恐れたアーニャにとって、負けられないなかよしだいせんそうが始まった。
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
なかよしクラッシュ:☆☆☆☆☆
◆11巻
「こんなばくだんこわくない このままなにもいわないでしんじゃうほうがずっとこわい!」
※スパイファミリー第11巻より
イーデン校の社会見学で1年生を乗せたバスが、目的地に向かう途中でバスジャックされる。
犯人は「赤いサーカス」と名乗り、アーニャ達を人質にする。
アーニャ達は助けを呼ぶために行動するが、騒いだことでアーニャは首に小型爆弾をとりつけられてしまう。
ただ、その行動が実を結び、情報により先回りした警察によってなんとかバスを止めることに成功する。
バスを警察や保安局が取り囲み人質交渉がつづけられしばらく均衡状態が続くが、もう1台のバスが保安局により解放されたことをきっかけに、アーニャ達のバスに対しても保安局による突入の準備が始まる。
もう1台のバスの仲間がやられたことを知った犯人グループの1人が最終手段として爆弾で人質もろともバスを破壊すると考えだし、アーニャ達はピンチの局面を迎える。
このまま突入が始まれば全員爆発にまきこまれて死んでしまう。
そう悟ったアーニャは犯人グループの暴走を止めるべく立ち上がる。
はたしてアーニャはこの局面を打開することができるのか?
・評価度
スパイ度:☆☆☆☆☆
ファミリー度:☆☆☆☆☆
爆弾:☆☆☆☆☆
◆最後に
アーニャがしっかり大活躍するときもあれば、シリアスな展開とおもわせてギャグ展開になったりと非常に面白いです。周りのキャラも個性が強く、ここから展開がどうなっていくのか非常に楽しみです。
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